キムラセンイは、一般家庭や小売流通、アパレルメーカーなどから不要とされ処分された衣料を引取(買い受け)、新たな需要を創造し海外市場(主に東南アジアetc)にグローバルな展開をしています。
選別
工場に集まった多くの衣類を性別やアイテム別、素材別に約110品目に選別する。梱包
選別したものを、500kgベールに梱包します。出荷(荷重)
梱包された衣料は船便で輸出され、海外の古着市場へ届けられます。過去、経済的に貧しさの中にあった日本においては、「お古」「お下がり」と言われながら、兄から弟へ、姉から妹へと衣服のリレーが行われ、「もったいない」の合い言葉で節約が美徳となる社会が存在していました。時移り、高度成長やバブリーな社会の現出の中で、衣服も実用性からファッション性が重視され、使い捨て消費の象徴ともなってまいりました。こうした中で広く世界に目を転じて見たとき、いまだ「物不足」にあえいでいる地域と人々が存在しています。